大分市の市立中学1年の女子生徒がいじめを受けて自殺を図っていたことが、市教委などへの取材で分かった。女子生徒は2度自殺未遂をしており、入院している。市教委は、いじめ防止対策推進法の「重大事態」に当たると認定。対策協議会を設置し、学校の対応に問題がなかったか調査している。
市教委などによると、女子生徒は小学6年の頃からいじめを受けた。保護者が小学校に対応を求めたが、学校側は「児童同士のけんか」と判断し、防止策を取らなかった。
中学に進学後もいじめを受け、保護者が学校に被害を訴えていたが、学校を休みがちになったという。11月に自殺を図り、12月にも同様に自殺未遂をしたという。
自殺未遂を受けて、女子生徒の通う中学は11月20日、小中学校や弁護士などでつくる協議会を設置。学校の対応が十分だったかなどを調査している。
市教委の野田秀一学校教育課長は「学校の対策が不十分だったのは否めない。女子生徒の周囲で何が起きていたのかを協議会できちんと確認したい」と話した。【白川徹】