奈良県橿原市のアパート火災の焼け跡から同県桜井市の山岡直樹さん(28)が遺体で見つかった事件で、県警は5日、火元の部屋の住人で会社員、竹株脩(しゅう)容疑者(20)を現住建造物等放火と殺人の容疑で再逮捕した。県警によると、竹株容疑者は黙秘しているといい、山岡さんとの接点や動機を調べている。一方、奈良地検は5日、山岡さんに対する傷害容疑について処分保留とした。
再逮捕容疑は、2019年11月24日午後11時~25日午前4時ごろ、橿原市栄和町のアパート2階の自室に放火してアパートを半焼させ、室内にいた山岡さんを窒息死させたとしている。
県警は、竹株容疑者が11月24日夜、桜井市の路上で山岡さんに刃物のようなもので切りつけてけがをさせた後、軽乗用車でアパートまで運んだとみている。これまでの調べで、竹株容疑者が同日に自身の口座から約25万円を引き出し、橿原市内のホームセンターで包丁を購入したことが分かっている。【加藤佑輔】