茶道三千家の一つ、裏千家の初釜式が7日、京都市上京区の今日庵(こんにちあん)で始まった。12日までの6日間に政財界や文化関係者ら約2300人がもてなしを受ける。
初日の第1席には、表千家と武者小路千家の両家元や西脇隆俊・京都府知事、門川大作・京都市長ら45人が招かれた。新年を祝う「結柳(むすびやなぎ)」が飾られた茶室「聴風(ちょうふう)の間」で、千宗室家元(63)が心尽くしの濃茶(こいちゃ)を振る舞った。
家元になって初めて迎えた2003年の初釜式と同じ茶道具を用いたという宗室家元は「子(ね)年はえとのはじめ。初心に戻り、修業してまいりたい」と語った。【南陽子】