(Milatas/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)体罰は絶対ダメという風潮の中、未だに行っている教諭が存在した。青森県の公立小学校の20代教諭が、児童に体罰で、けがをさせていたことが判明。しらべぇ取材班は、八戸市教育委員会を直撃した。
自殺し、いじめ内容を記した調査メモが市教育委員会の首席指導主事の指示で隠蔽され、市教委は2019年1月に、休職中の首席指導主事を停職3カ月にするなど幹部5人を懲戒処分にした。各地の教育委員会を取材していると「同僚を守らなければ」と口にする指導主事がいる。児童・生徒に寄り添うのではなく、教職員を守る「教職員組合化」しているのが実態だ。