日本製鋼所室蘭製作所(北海道室蘭市)の瑞泉鍛刀所で6日、新年恒例の打ち初め式があり、1年の安全操業を祈願した。
瑞泉鍛刀所は、室蘭市発祥の同社に1918(大正7)年に開設された道内最古の日本刀製作所。日本古来の製鋼技術を伝えるとともに、毎年10振り前後の美術刀を制作している。
打ち初めされたのは、刀の材料となる圧金(へしがね)。約900度の熱で真っ赤になった鋼を刀匠2人が大づち、小づちでたたいて鍛錬した。
室蘭製作所は4月に組織再編が予定され、鋳造や圧延のグループ3社を統合した新会社として再出発する。岩本隆志所長は幹部社員を前に「創業113年の大転換。新生・室蘭に向けて変革、改革を推進していきたい」と呼びかけた。【昆野淳】