酒気帯び運転の疑い 市職員の検挙発表 岩手・釜石

岩手県釜石市の野田武則市長は7日、市ラグビーワールドカップ推進本部主幹の50代の男性職員が、酒気帯び運転の疑いで県警に検挙されたと発表し陳謝した。市は刑事処分が出るまで男性職員を自宅謹慎にする方針。県内では公務員などの酒気帯び運転が相次いで発覚している。
市によると、男性職員は昨年12月27日午後6時ごろから約5時間、忘年会に出席。職場近くの飲食店2店で、ワインや焼酎など8杯程度を飲んだ。その後、駐車場に止めた自家用車内で約4時間仮眠した。翌28日午前3時過ぎ、約10キロ離れた自宅に車で向かう途中、県警釜石署員に検査を求められ、呼気1リットル当たり0・25ミリグラムを超えるアルコールが検出された。
29日に上司に申告し、「代行タクシーに来てもらうべきだったが、配車に時間がかかると言われた。一眠りして酒が抜けたと思った」と話したという。
同市は昨年末、飲酒運転撲滅を訴える市民約1万人分の署名を同署に提出したばかり。野田市長は「二度と不祥事を繰り返さないよう職員の綱紀粛正を徹底したい」と話した。【中尾卓英】