約1600年の歴史があると伝わり、日本三大火祭りの一つとされる国重要無形民俗文化財「鬼夜(おによ)」が7日夜、福岡県久留米市大善寺町宮本の大善寺玉垂宮(たまたれぐう)であった。
鬼夜は巨大なたいまつ(直径1メートル、長さ13メートル、重さ1・2トン)を境内で引き回す神事で、火の粉を浴びると無病息災で1年を過ごせるとされる。午後9時過ぎ、約300人の締め込み姿の氏子が掛け声とともにたいまつ6本に点火すると境内は熱気に包まれ、多くの参拝客が荘厳な光景をカメラに収めていた。
デイサービスで働く同市大善寺町夜明、看護職員の大城久美子さん(58)は「1年を健康に過ごせるよう祈った。撮影した動画を利用者さんに見せたい」と話した。【安部志帆子】