さっぽろ雪まつり 雪の搬入作業本格化 記録的な雪不足 遠方からも運搬

札幌の冬の祭典「第71回さっぽろ雪まつり」は会場への雪搬入作業が始まるなど準備が本格化している。つどーむ会場が31日、大通とすすきの会場が2月4日に開幕するが、今年は雪像制作に使う雪の確保に苦労している。
札幌管区気象台によると、2019年12月の道内降雪量(主要観測地点22カ所の平均)は平年値の48%で、12月としては1961年の統計開始以来最少となった。冬型の気圧配置が長続きしなかったのが主な原因で、札幌市中央区では12月31日、一時的に積雪ゼロとなった。1月になっても積雪は7日午後5時現在で7センチと平年値42センチを大きく下回り、月内は降雪が少ない傾向が続く見込みだ。
7日に札幌市中央区の大通公園で雪まつりの「雪輸送開始式」があったが、実際の作業は2日前倒しして5日から始まった。雪まつり全会場で5トントラック約6000台分の雪が必要で、今年は後志や空知など遠方からも運ぶためだという。実行委員会の柴田龍会長は「記録的な雪不足だが、困難を乗り切りたい」と話した。【土谷純一】