休耕地に産廃不法投棄=容疑で造園業者ら逮捕―大阪府警

大阪府八尾市の休耕地に産業廃棄物を不法投棄したとして、大阪府警は9日、同市の造園業、奥野美晴(59)と無職平野裕昭(70)の両容疑者を廃棄物処理法違反容疑で逮捕した。2人とも容疑を認めているという。
逮捕容疑は昨年5月13日、八尾市内の休耕地に、住宅解体工事で出たコンクリート片など計約8トンを投棄した疑い。平野容疑者がトラックで持ち込み、奥野容疑者が埋め立てたという。
府警によると、土地は奥野容疑者が昨年2月に兄名義で購入。平野容疑者とは知り合いで、昨年5月の不法投棄では、産廃を受け入れた報酬として7万円を受け取っていた。府警は、この土地で他にも不法投棄が行われていたとみて調べている。