囲碁の史上最年少棋士・仲邑菫(なかむら・すみれ)初段(10)が13日、大阪・梅田の日本棋院関西総本部で打たれた第1回博多・カマチ杯女流オープン戦予選1回戦で、黒番の宮本千春初段(25)に288手までで2目半負けを喫した。2020年初戦。悔しい黒星スタートとなった。
新設された棋戦で、持ち時間は予選が1時間、5分前から秒読みの早碁。序盤から宮本初段が時間を使いつつ先行し、そのまま逃げ切る形に。終盤は仲邑初段が追い込んだが、わずかに届かず。早碁ながら対局時間は4時間43分にも及んだ。
仲邑初段は昨年9月の広島アルミ杯・若鯉戦予選準決勝でも宮本初段に中押し負けしており、2連敗。雪辱はならなかった。終局後、仲邑初段は爪をかむようなしぐさを見せながら、悔しさを押し殺した。対局についてのコメントは出なかった。
一方、宮本初段は「中盤苦しくて、寄せ方も正直分からなかった。(連勝は)運がよかったのかな」と話した。