約70年ぶりにあの特徴的な缶がリニューアルされます。
コンビーフといえば、おなじみの台形の形ですが、何と70年ぶりにリニューアルします。どんな形になるのでしょうか。
70年間愛され続けたノザキのコンビーフ。上部に付いた巻き取り鍵を使い、くるくると回していくと、きれいに開けることができました。このおなじみの缶、台形のフォルムや牛のイラストは残りますが、特徴的だった巻き取り鍵はなくなり、シールを剥がすように開けるタイプに。長年、愛されてきた缶ですが、なぜ変更することになったのでしょうか。
川商フーズ食品流通部・谷口伸一さん:「製缶の製造設備の老朽化というのが一番の原因になります」
設備の老朽化をきっかけに数年前から議論が繰り返されてきたといいます。
街の人:「缶切りとか使わなくて巻いて簡単に開く」「昔の開け方がなくなったのはちょっとさみしいような気はしますけど…」
惜しまれつつのリニューアルですが、新しい缶は密封性に優れているため、賞味期限が半年延びるというメリットも。新しい缶の販売は、3月16日からになる予定です。