神戸市中央区の東遊園地では、追悼行事「1・17のつどい」が17日の早朝から続き、午後9時までに昨年より約6000人多い約5万4000人が参加。発生時刻から半日後の午後5時46分、再び竹灯籠に火がともされると、「1・17」の文字が浮かび上がり、静かな祈りが広がった。
東京・代々木公園の会場には、震災25年にちなんだ250本のロウソクが「1・17」の形に並べられ、約300人が参加。竹灯籠が並ぶ神戸市の東遊園地とネット中継で結ばれ、午後5時46分、両会場で一斉に火をともして黙とうをささげた。
震災当時、神戸市立中学校の教諭で、現在は都内に住む女性(60)は教え子だった5人を震災で失った。「25年たって風化を感じる。これまではあまりにもつらくて教え子のことは話せませんでしたが、これからは震災を語り継いでいきたい」と初めて参加した。