発毛「世界最強」うたい…未承認薬を販売容疑 埼玉県警が男逮捕

国内で承認されていない発毛薬などの広告や販売をしたとして、埼玉県警は22日、同県草加市の輸入代行業の男(49)を医薬品医療機器法違反容疑で逮捕した。捜査関係者への取材で判明した。県警は、男が2007年ごろに「はげや」と題して開設したホームページで「世界最強と言われている処方のお得なセット」などとうたい、未承認薬の販売を繰り返したとみて詳しく調べる。
捜査関係者によると、男は国内で未承認の発毛薬や勃起不全(ED)治療薬をホームページで広告。19年8~9月、男性客3人に発毛薬計1000錠(販売価格約3万2000円)を発送し、無許可で販売した疑いがある。男は広告と販売をしていたことを認める一方で「違法とは思わなかった」と一部否認しているという。
捜査関係者によると、男は国内では厚生労働省に承認されていないインド製の薬「フィンペシア」とタイ製の薬「ミノキシジル」の錠剤を「現在認証されている発毛薬で、世界最強の処方セット」とうたい、各100錠のセットを7000円で販売。同様に国内未承認のED治療薬「カマグラ」「タダリス」についても「バイ○グラのジェネリック医薬品」などと宣伝して各4錠1600円で売っていた。
19年8月、埼玉県から情報提供があり、県警が調べていた。
個人輸入は可能だが
これらの厚労省に承認されていない薬は、国内で販売することは医薬品医療機器法で規制されているが、個人で輸入して使用することはできる。【中川友希】