密輸した覚醒剤を所持したとして、警視庁は27日、静岡県三島市青木、極東会系暴力団組員で無職、山崎大揮容疑者(32)ら男2人を麻薬特例法違反容疑で現行犯逮捕したと発表した。
発表によると、2人は23日午後、静岡県富士市の運送会社の倉庫で、アラブ首長国連邦から羽田空港に輸入されたテーブルの天板部分に覚醒剤が隠されていると認識しながら、受け取った疑い。いずれも「荷物を受け取ったが、覚醒剤とは知らなかった」などと容疑を否認している。
テーブル2台は先月23日に輸入されたが、脚と天板を留めるねじ部分から白い粉末が落ちたのを東京税関の職員が発見し、調べた結果、覚醒剤と判明。警視庁がテーブルを別のものにすり替えて、送り先まで追跡した。