水戸市、重慶にマスク5万枚支援 友好交流都市「応援しています」

新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、水戸市は28日、友好交流都市の中国中西部・重慶市に向け、支援物資としてマスク5万枚を発送した。重慶市側からの要望に応えた。
肺炎の感染が広がる中国では、防止に役立つとされるマスクの不足が深刻化している。現地ではマスクの生産が追いつかず、不当に高い価格で販売する事例が伝えられている。
水戸市によると、重慶市は人口約3100万人の大都市。武漢市のある湖北省と隣接し、武漢市からの距離は約600キロ。重慶市では26日現在、75人の患者が確認されたという。重慶市と水戸市は、2000年に友好交流都市となった。
水戸市が送ったマスクは、市の備蓄倉庫に保管していたもので、災害時の対応や感染症の防止に効果があるとされている。職員らは雨の中、倉庫のマスクをトラックに積み込んだ。マスクを詰めた段ボール箱には「中国頑張れ! 重慶頑張れ! 水戸市は応援しています」と中国語で書いた紙が貼られていた。
マスクは、成田空港を経由し、近日中に重慶市に届く見通し。水戸市は、今後も支援の依頼が寄せられれば、可能な限り応じるとしている。【川崎健】