神戸市中央区加納町のキャバクラ店で今年5月、スプレーがまかれた事件で、兵庫県警生田署は12日、神戸市の会社員の男(27)を傷害と威力業務妨害両容疑で地検に書類送検した。
同署によると、男は5月29日夜、客として訪れていたキャバクラ店で催涙スプレーを噴射し、従業員3人ののどにけがを負わせ、客を避難させるなどして店の業務を妨害した疑い。
男は「ふざけて噴射したが、大変なことになると思わなかった」と容疑を認めているという。
事件当時、客や従業員約20人がのどや目の痛みを訴える騒ぎとなり、JR三ノ宮駅近くの現場周辺は一時騒然となった。