エアガンあおり男、警官に弟の免許証提示…逃走直前

愛知県内の東名高速道路で乗用車が後続のワゴン車からあおられエアガンで撃たれた事件で、エアガンを発射して車体を傷つけたとして器物損壊容疑で県警に逮捕された自称兵庫県尼崎市、無職佐藤竜彦容疑者(40)が、ワゴン車を残して逃走する直前、事情を聞いた警察官に弟の運転免許証を提示していたことが、捜査関係者への取材でわかった。愛知県警は身分を偽ろうとしたとみて調べている。
ワゴン車は事件から約1時間20分後の今月8日午前8時20分頃、岐阜県

瑞浪
( みずなみ ) 市の中央道の路肩に燃料切れで停車しているところを岐阜県警に発見された。
捜査関係者によると、佐藤容疑者は警察官に求められて免許証を提示したが、その後の捜査で、自身の弟のものだったことが判明。佐藤容疑者自身の免許証は、同乗していた女性のかばんの中にあったという。愛知県警は、弟の免許証を所持していた理由についても調べている。