千葉市や館山市など県内の1月の平均気温が観測史上最高だった。気象庁によると、千葉市では1月の平均気温が7・7度で観測を始めた1967年以降では89年と並んで最高。1月の31日間で平年の平均気温の5・7度を下回ったのはわずか3日間しかなかった。最低気温の平均も4・5度で観測史上最高となり、平年の1・9度を大きく上回った。
東京五輪のサーフィン会場となる一宮町の釣ケ崎海岸では暖冬の影響で海水温度も上昇している。低気圧が通過した後でうねりが入り絶好のコンディションとなった1月30日には大勢のサーファーでにぎわい、地元の男性サーファー(44)は「水温も高くて、この時期にブーツもグローブもキャップも付けずに海に入れるのは初めて」と驚いていた。【金沢衛】