水道工事中に全身が土砂の下敷きに 生き埋めの作業員死亡 滋賀・守山

3日午後2時ごろ、滋賀県守山市の宅地造成の工事現場で、同県草津市の配管業、岡井谷徹さん(38)が崩れてきた土砂の下敷きになって生き埋めになり、約2時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。同県警守山署が死因や事故の原因などを調べている。
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同署などによると、岡井谷さんは上下水道の配管整備のため、長さ約8メートル、幅約1・1メートル、深さ約3・5メートルの溝の中で作業をしていたところ、溝の壁が崩れて全身が埋まったとみられる。溝内で作業していた別の男性は無事だった。他の作業員や駆け付けた消防隊員などで救出作業に当たったが、壁が崩れやすく困難を極め、救出を終えるまで約1時間40分かかったという。【小西雄介】