栃木県那須町で2017年3月、登山講習会に参加した県立大田原高の生徒7人と教員1人の計8人が死亡した雪崩事故で、生徒1人の遺族が県の損害賠償に応じ、示談が成立する見通しになった。県関係者が明らかにした。事故で県と遺族が示談するのは初めて。
賠償額は約7000万円で、県は県議会2月通常会議に議案を提出する方針。4日の県教委定例会で議案提出が承認された。
県教委は17年末、遺族に損害賠償に関する説明を開始。18年2月には当時の県教育長が県議会での答弁で「学校教育の一環である部活動中の事故であり、県に賠償責任がある」と述べていた。県は他の遺族とも協議を続けている。【李舜】