青森・鶴田 30人が頭に吸盤つけて綱引き「はげよーい、のこった」

「はげ頭の光で世の中を明るく照らそう」と活動を続ける青森県鶴田町のNPO法人「ツル多はげます会」が13日、同町の山田温泉で例会を開いた。会員ら約30人が集まり、頭に吸盤をつけてひもで引っ張り合う恒例の「吸盤綱引き」では熱戦が繰り広げられた。
参加者は吸盤が外れないようにそれぞれの頭をタオルなどで磨き上げ、行司の「はげよーい、のこった」の掛け声を合図に引っ張り合った。2度目の優勝を果たした青森市の声楽家、高橋琢司さん(63)は「勝ったぞー」と美声を響かせて喜びを表現。「優勝したいという欲が出ると頭皮にしわがよるので気をつけた」と語った。
10月5日には同町で第5回吸盤綱引き全国大会が開催される。【江沢雄志】