前線を伴っている低気圧が、伊豆諸島付近を北上している影響で、関東甲信地方は16日夕方にかけて、雷を伴った大雨が降るおそれがある。
特に台風15号による被害が深刻な千葉県では、房総半島を中心に発達した雨雲がかかり、1時間に50ミリ以上の激しい雨が降り続いていることから、気象庁が土砂災害警戒情報、大雨警報と洪水警報を発令中だ。
気象庁によると、けさから17日朝までの24時間に千葉県内で予想される雨量は、多いところで120ミリ。とくに房総半島最南端の館山市や南房総市では、命に危険を及ぼす土砂災害がすでに発生してもおかしくない極めて危険な状況となっている。