京アニ事件、18日で2カ月 容疑者回復後の聴取、慎重に検討

京都アニメーション放火殺人事件は18日で発生から2カ月となる。捜査関係者らによると、重いやけどで入院中の青葉真司容疑者(41)=殺人容疑などで逮捕状=は、少しずつ快方に向かっている。京都府警は数カ月後になるとみられる退院を見据え、回復後の取り調べの進め方を慎重に検討している。
捜査関係者らによると、当初、生存が危ぶまれていた青葉容疑者は皮膚移植手術を重ね、命に別条のない状態にまで回復。人工呼吸器が外れれば会話もできるとみられる。しかし、逮捕状の執行には「勾留に耐え得る」という医師の判断が前提となる。