17日午前7時25分ごろ、三重県四日市市にある塗装会社の代表者から「ミャンマー人同士がけんかをして、一方が刺された」と110番があった。県警四日市北署員が駆け付けたところ、同市東富田町の同社食堂でミャンマー国籍の技能実習生エイ・テツ・ジョーさん(25)が血を流して死亡していた。
県警は、16日にエイさんの背中を刺して殺害したとして、殺人容疑で同僚の技能実習生、カン・ジョ・テッ容疑者(28)=同国籍、同市富田一色町=を公開手配した。
県警によると、2人は同僚で、カン容疑者は刃物を持ったまま逃走したとみられる。身長170センチぐらいのがっちりした体形で、上下ベージュ色の服を着ていた。16日夕、近鉄富田駅ホームの防犯カメラに似た男の姿が映っており、県警は県外に逃げた可能性もあるとみている。
[時事通信社]