新型コロナウイルスの感染が確認された60歳代の男性医師が勤務していた牧田総合病院(東京都大田区)は約2週間、外来の休診を決めた。
患者を含めた濃厚接触者を洗い出し、検査を受けるよう呼びかける。
同病院によると、男性医師は、同病院の蒲田分院(大田区)に週4日ほど勤務し、本院で診察にあたることもあった。
同病院では男性医師が陽性と判明した16日午後から、分院で外来患者の受け入れをやめ、本院でも薬の処方が必要な患者だけを診療することを決定。潜伏期間を考慮し、約2週間の間に男性医師と勤務した看護師ら病院スタッフや、外来患者の把握を進めている。
同病院は「患者の皆様には大変申し訳なく思っており、検査を徹底するなどして対応したい」としている。