クルーズ船に乗っていた19人、重症でICUに

厚生労働省は16日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者のうち、60~80歳代の男女19人が集中治療室で治療を受けるなど重症化していると明らかにした。
19人中18人はウイルス検査で感染が確認され、1人は陰性だった。持病がある人は15人だった。
一方、同省は、船内待機を続けている乗客全員の検査を進めている。検査の結果、陰性だった人の下船を19~21日の3日間で予定しているが、同室の人が感染していた人は、感染の可能性を考慮してさらに14日間、帰宅ができなくなるという。