森友学園をめぐる詐欺事件で、大阪地裁で執行猶予付きの有罪判決を受けた籠池諄子被告(63)は19日、記者団の取材に応じ、「納得できない」と不満な様子を見せた。実刑判決を受けた夫の泰典被告(67)は、そのまま収監された。
この日、泰典被告は黒いスーツ姿、諄子被告は黒い上着と黒っぽいズボン姿で入廷。主文が言い渡されると、そろって裁判長に一礼し、判決理由の朗読の間、互いに顔を見合わせ手を重ねる場面もあった。
閉廷後、諄子被告は「この国は冤罪(えんざい)だらけ。不公平な司法です」と訴えた。控訴について「今は申し上げられない」とする一方、自身の量刑について「(執行猶予期間の)5年間、真面目に生きていけばいいという道しるべを頂いた」と話した。
また、泰典被告を終始気遣い、「主人は立派だ」と何度も繰り返し、「お父さんのことだけを考えている」と語った。
[時事通信社]