中国で感染が拡大する新型コロナウイルスの影響で、中国製のごみ袋を使っている日本国内の一部自治体で指定ごみ袋が品薄になり始めた。中国の工場が稼働停止したためだ。
千葉市の業者を通じて中国製を購入している熊本県菊陽町では、2月半ばの時点で約1カ月分の在庫があった可燃ごみ袋が急激に品薄になり、ここ数日スーパーなどで大量買い占めが相次いで入手困難になった。
そのため町は21日、在庫に余裕がある資源ごみ袋で可燃ごみを出すことを容認すると発表。町は「資源ごみ袋も品薄になったら他の代替策を講じる。3月初めには国内製のごみ袋が入ってくるので品薄は解消されるはずだ」としている。
同じ業者から購入している同県合志(こうし)市も同様に可燃ごみ袋が品薄になり、21日、一般のポリ袋で代用することを認めた。ベトナム製のごみ袋を使用する熊本市は今のところ在庫が十分あるが「買い占めなどが起きれば品薄になる可能性がある」として、同日、ホームページで買い占めを控えるよう求めた。
熊本県の2市町とは違う業者から中国製を購入している岐阜県関市でも可燃ごみ袋の中サイズの在庫がなくなっている。【杉山恵一、清水晃平】