JR東日本は24日、相模原市で22日に感染が確認された50代の男性が、同社から出向したJR相模原駅の社員であると明らかにした。
同社は22日に感染を把握したが、公表が24日になったことに関し「自治体が公衆衛生上の必要性とプライバシーのバランスを考慮して公表するものだと判断した。事業者としては差し控えていた。公共性に鑑みて公表を決めた」と説明した。市は22日、男性を含む家族4人の感染を公表したが、勤務先は明かさなかった。
同社によると、男性は体調不良を感じる16日まで勤務。当日は午前に相模線上溝駅の事務室内で券売機のメンテナンスに立ち会い、午後は同線の原当麻(はらたいま)駅で列車の安全確認業務を行った。相模原駅での業務を含め、乗降客の接客は行っていないという。相模原駅では9人が男性との濃厚接触者と判断された。うち1人は微熱があったが現在は平熱に戻っているという。9人は今後、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査を受診する。
一方、北海道は、23日に感染が判明した70代男性について、愛別町のスクールバス運転手と発表した。男性は18日から倦怠(けんたい)感などがあり、21日に入院。当日まで小中学生や園児計20人の送り迎えを担当していた。体調不良を訴えている児童らはいない。児童らが通う学校などを25日に臨時休校にして消毒作業をする。道教育委員会はこの日、私立校を含む道内の全学校に対し、卒業式を実施する場合は時間を短縮したり出席者を減らすなど、感染拡大防止策を取るよう要請することを明らかにした。
また、厚生労働省はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で業務に従事していた同省の男性職員と男性検疫官計2人の感染を発表。これで政府職員の感染者は計6人となった。