採用パンフにAR動画=「ここにしかないドラマ」―警視庁

警視庁は2020年度採用パンフレットに、スマートフォンのカメラを向けると動画が表示される「拡張現実」(AR)を採り入れ、25日から配布を始めた。動画に隠されたヒントを集めることで限定動画を視聴できる謎解き要素も加えた。近年の売り手市場の中、同庁採用担当者は「警視庁の魅力、やりがいを感じてもらい、将来を担う優秀な人材の確保につなげたい」と話している。
キャッチコピーは「ここにしかないドラマがある」。スマホアプリCOCOAR2を起動させてカメラをパンフレットにかざすと、地域や交通、警備、刑事、組織犯罪対策などに携わる若手警察官らの紹介動画25本を見ることができる。
うち8本にキーワードが隠されており、秘密を解き明かした人だけが限定動画を視聴できる。動画は特殊詐欺グループの受け子摘発を端緒にアジトを急襲し、だまし取られた現金を被害者の高齢女性に返すまでのドラマで、実際の警察官が出演しているという。
警視庁は20年度、1200人の採用を予定。パンフレットを20万部製作し、警察署や交番などで無料配布している。