新型コロナウイルス感染防止のための政府から全国への臨時休校要請を受け、京都市は28日、市立の幼稚園と学校を3月5日から春休み終了まで休校・休園とすると決めた。ただし保護者の就労などで自宅で過ごすのが難しい児童生徒は登校を認め、教室などでの自習の機会を設ける。教職員は原則的に出勤させる。高校入試は予定通り実施する。
3月2~4日は通常通り授業を行うが、家庭の状況確認や休校中の自習課題の作成、生活指導などのための準備期間ともする。感染防止のため登校を控える児童生徒は欠席扱いとしない。門川大作市長は「感染防止に全力を尽くすのは重要だが、子供一人一人を大切に対応することとの両立が必要」と述べた。
対象は市立の幼稚園15園▽小学校156校▽中学校66校▽小中一貫校7校▽高校9校▽特別支援学校8校。
休校期間中、小学校と中学校の給食は提供しないため、登校する場合は昼食の持参が必要。特別支援学校については全8校で給食を続け、北総合支援学校▽西総合支援学校▽東総合支援学校▽呉竹総合支援学校――の4校でのスクールバス運行も続ける。
市教委によると、部活動も原則行わないが、全国大会出場を控えている場合などは個別に判断する。終業式と卒業式は、在校生の出席をやめたり、各教室で開いたりするなどの見直しをしたうえでの開催を考えているとしている。
現在予定している始業式の日程は、幼稚園・小学校が4月8日▽中学校が同6日▽高校が同8、9日▽特別支援学校は同8日。【南陽子】