京都アニメーション(京アニ)第1スタジオ(京都市伏見区)の放火殺人事件で、京アニに寄せられた義援金の配分方法を検討する第3回委員会が28日、京都市内で開催され、京都府が従来の災害義援金の配分方法を参考にしながらまとめた配分額を提示し、委員会で了承された。
委員会は医師、消防、弁護士と、府社会福祉協議会や日本赤十字社府支部の関係者ら8人で構成。昨年7月の事件で死亡した36人、負傷した33人、現場にいたが負傷しなかった1人の計70人を対象に、昨年11月から義援金の配分対象や基準、時期、方法などを審議してきた。
配分額は残された家族や負傷の状況などの要素を加味しながら進めるため、関係者の同意を得て集めた個人情報に加え、担当医師らの診断などを参考にして検討、この日、府が委員会に提示した。
義援金は、府などが設置した専用口座、日赤・府共同募金会に寄せられた分と京アニの口座から移管された分を合わせて、総額約33億4千万円が寄せられており、全額が遺族や負傷者らに届けられる。