群馬・太田市が小学校の休校要請応じず 「登校判断は保護者の選択」

群馬県太田市の清水聖義市長は28日の記者会見で、市立の小学校26校について「登校の判断は保護者の選択とする」として政府要請の3月2日からの休校には応じない方針を明らかにした。中学校16校は同月3~11日、市立太田中高等学校は同月3~15日の間、それぞれ休校とし、中学の卒業式は13日に規模を縮小して予定通り実施するという。市立太田養護学校も小学校と同様に休校しない。清水市長は「(政府要請に)右へならえではなく、保護者の判断を尊重するということだ」と話した。
大泉町長は政府批判「拙速過ぎる」
また、大泉町の村山俊明町長は28日の記者会見で、政府による臨時休校要請について、「拙速過ぎる。『言うはやすし』で、現場は混乱している」と批判した。また前橋市の山本龍市長も同日の記者会見で、「一律で押しつけられる、型にはめられた違和感を感じている」と政府の方針を疑問視した。
大泉町は町立の小学校4校と中学校3校の3月2~26日の間の休校と、この間の学童保育実施、町雇用の学校関係者への休業補償支給なども決めた。
同町に政府要請が正式に届いたのは28日午前9時ごろ。国井勉教育長は「前日(27日)夜にテレビのテロップで休校要請を知り、国や県からの連絡などは一切なかった」と不満をあらわにした。【高橋努、妹尾直道】