新型コロナウイルスの感染が拡大している名古屋市は3日、感染の疑いのある市民に対し、体温などの健康状態に関する情報提供や、不要不急の外出の自粛を求めることができるとする条例を制定する方針を明らかにした。開会中の市議会に条例案を提出する。市によると、新型コロナウイルスに特化した条例は全国初。
条例案では、市民や企業が取り組むべきことを定めた。努力義務として、企業は感染が確認された従業員に自宅待機を求めるなどの措置を取り、市民も正しい知識を習得して感染拡大防止に十分注意を払うことなどを盛り込んだ。
名古屋市では感染者との濃厚接触が疑われ、健康観察の対象になっていた人が、公共交通機関で通勤していたケースがあり、条例で努力義務を課すことにした。