「休校で貧困世帯に無償でラーメン」大阪のNPO送付へ 小中の子供いる就学援助受給世帯に

新型コロナウイルスの影響による休校措置で、子供たちの昼食の準備が保護者の負担になっている。大阪市鶴見区のNPO法人「みらくる」は、感染拡大で経営に打撃を受けている飲食店の支援を兼ねて貧困世帯に無償でラーメンを送るプロジェクトを始めた。
予約のキャンセルが相次ぎ、売り上げが減少している東京都中央区の居酒屋「おさかな本舗たいこ茶屋」が通信販売しているラーメンをみらくるが購入。野菜炒めセットを添え、店側の協力で通販より1食多い10食分を家庭に郵送で提供する。
支援を受けられるのは、小中学生の子供がいる就学援助受給世帯で、休校により経済的に食事回数が減ってしまう家庭。8日まで100世帯を募集する。
応募した高校3年、中学3年、小学5年の3人きょうだいを育てる京都府の30代のパート女性は「突然の休校要請で給食が無くなり、食費のやりくりは限界。大げさでなく3人の子供たちの誰かが飢え死にするかも、と不安になる」と打ち明ける。スーパー勤務の60代の夫は長時間働けない。子供たちは食べ盛りで、節約しても食べていくのに必死の状況といい、女性は「感謝の気持ちしかない」と語る。
みらくるは食材を購入するため、1口5000円のサポーターを募集しており、100口が目標。理事長の吉村大作さん(39)は「多くのサポートが集まれば、対象世帯の拡大や期間の延長もできる」と呼びかけている。支援を受けるための応募はメール([email protected])で。サポーター制度の詳細はホームページ(https://www.make-future.jp/)。【芝村侑美】