双子の1人出生後死亡、賠償命令 福井地裁、一卵性を二卵性と誤診

福井県小浜市の病院で2018年2月、双子のうち次女が出生翌日に死亡したのは産科医が診断を誤ったことなどが原因だとして、両親が病院を運営する医療法人と担当医の男性に損害賠償を求めた訴訟の判決で、福井地裁は4日、請求通り約4900万円の支払いを病院側に命じた。
判決で武宮英子裁判長は、一卵性の双子の中でも低体重や合併症のリスクが高い妊娠の仕方だという兆候が妊娠8週目には表れていたにもかかわらず、担当医は二卵性の双子と誤診し、十分な設備がある施設への転院を勧めなかったと指摘。適切に診断していれば「合併症を発症した際に女児が死亡することはなかった」とした。