「コロナに効果」と石がフリマで…便乗商法に警鐘

新型コロナウイルスの感染拡大でドラッグストアの店員が悲痛な叫びを上げました。一方で感染予防をうたうものの、根拠が不明な石の販売も横行しています。

マスク不足が続くなか、あるドラッグストアの店員のつぶやきが波紋を広げています。60万件近くの「いいね」が付けられたつぶやきを発したのはドラッグストアに勤めて10年以上になるベテラン女性店員です。客から一日に何十回も言われる「マスクないですか?」という言葉。店からは笑顔が消え、雰囲気が一変したといいます。買う側だけでなく売る側も疲弊させているマスク不足。

そんななか、新型コロナウイルス対策を口実にした便乗商法が横行していました。マスクを無料配布するというメールが届いたり、金相場が上がるため金を購入するよう勧誘されたなどの事例が相次いでいるといいます。さらに、「石」までが。大手フリマサイトではコロナ対策として石が売買されていて、売り切れが続出しているものも。売られていたのはわずかな放射線を発する花崗岩(かこうがん)など。安いものは800円、高いものは1万2000円以上の値がついていました。弁護士はこう警鐘を鳴らします。

「詐欺商法」などに詳しい渡辺博弁護士:「単なる石ころをパワーストーンだと言って高値で売るのは元々、はびこっている商法なんですね。不安につけ込んで詐欺的な商法をするのはやめて頂きたい。(買う方も)こういうものに乗っからないということをして頂きたい」

6人の感染者が出ているロシアでも。感染が深刻な中国からの商品を殺菌するという商売や新型コロナウイルスを殺菌できるというモップが売られています。さらに、コロナウイルスお守りと書かれた商品が。効果・効能などは一切、表記されていませんでした。