国立大学協会(永田恭介会長)は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ観点から、帰省や旅行など居住地域を越える移動を慎重に判断するよう学生に呼びかける会長メッセージを出した。
メッセージは5日付。感染はしているが症状が出ない「不顕性感染」のリスクについて言及し、「自身がスプレッダー(感染源)となって他者に感染させる可能性も十分にあることを自覚してください」と訴えた。また、この時期の帰省や海外を含めた旅行などは各地に感染を広げることになりかねない上、「居住地域を越えて感染した場合には感染源を特定することが困難になる」として慎重な対応を求めている。
永田会長は筑波大学長でウイルス学の専門家でもある。4日に東京都内であった国大協の総会で会長メッセージを出すことを承認した。【千脇康平】