松山市は6日、新型コロナウイルスに感染した同市の30代女性会社員の濃厚接触者らのうち、結果待ちだった12人が全員陰性だったと発表した。同僚1人についても新たに濃厚接触者として検査し、陰性だった。濃厚接触者ら検査対象とされた同僚や医師ら計26人全員の陰性が確認され、野志克仁市長は「現時点では松山市内での感染拡大は見られないと判断している」との見方を示した。
結果待ちだったのは、職場の同僚11人と、インフルエンザの検査をした医療機関の看護師の計12人。同じ職場ではないが頻繁に出入りしていた市外の同僚1人についても検査を実施し、計13人の陰性を確認した。女性は倦怠(けんたい)感はあるが、熱は下がったという。また、医療機関でインフルエンザの検査をした医師と看護師はマスクなどをしていたとして「濃厚接触者に準ずる」と訂正した。
感染した女性は発症前2週間以内に県外に出ておらず、野志市長は「感染源は不明だが、聞き取れる範囲はすべて聞き取った。感染源につながるような新しい情報があればしっかりと調査をしていく」と話した。
愛媛県内では他に愛南町で2日に1人目の感染者が確認されたが発症しておらず、既に家族や同僚らの陰性が確認されている。【中川祐一】