日弁連会長に仙台の荒氏 東京、大阪以外で34年ぶり

日本弁護士連合会の次期会長選は11日の決選投票で、仙台弁護士会の荒中(あらただし)氏(65)が、第二東京弁護士会の山岸良太氏(66)を破り、新会長に内定した。全会員の約6割を占める東京、大阪の弁護士会以外からは、兵庫県の弁護士が1986年に選出されて以来34年ぶり。任期は4月から2年間。
荒氏は福島県出身。東北大卒業後、弁護士登録し、2012~13年度には日弁連事務総長を務めた。都内で記者会見し、「地方も都市部も関係ない『オール日弁連』となることが重要。実行力のある会長になりたい」と抱負を語った。
仮集計によると、荒氏は1万145票を獲得。全国で52ある弁護士会のうち39会でトップだった。山岸氏は9537票で12会にとどまった。投票率は47・24%。18日の選挙管理委員会で正式に確定する。
会長選では当初5人が立候補したが、全員が日弁連の会則で定める当選の要件を満たさず、上位2人の決選投票となった。【服部陽】