大阪府警捜査2課は17日、大阪府内の50代の無職男性が昨年末から先月にかけ、NTT西日本の関連会社をかたる男らに、有料サイトの未払い金や示談金名目で約1億700万円をだまし取られたと発表した。府警は詐欺容疑で捜査している。
同課によると、男性は昨年12月中旬、「NTT西日本お客様サポート」の職員を名乗る男から「利用料金が確認できていない」とするショートメッセージサービス(SMS)を携帯電話で受信。その後、職員や警察官を名乗る男らから電話で、有料サイトの未払い金の支払いや、「あなた名義の携帯が海外サーバーで犯罪に使われた」とする示談金を要求された。
男性は同月中旬~今年2月中旬、電子マネーや宅配便で43回にわたり約1億700万円を指定されたマンションなどに送金。今月に入って特殊詐欺被害に関する新聞記事を読み、府警に相談して被害に気づいた。
NTT西は昨年9月から、「利用料金の支払い状況をSMSを使って連絡することは一切ない」と注意喚起。同課は「お金を要求する電話は全て詐欺電話だと思い、そのような電話はすぐに切ってほしい」と呼びかけている。