36歳男に無期懲役=廿日市女子高生殺害―広島地裁

広島県廿日市市の民家で2004年、高校2年の北口聡美さん=当時(17)=を刺殺し、祖母に重傷を負わせたとして、殺人などの罪に問われた無職鹿嶋学被告(36)の裁判員裁判の判決が18日、広島地裁であり、杉本正則裁判長は、求刑通り無期懲役を言い渡した。
杉本裁判長は「1人の生命を奪い、1人に生命の危険が迫るほどの重傷を負わせた結果はあまりに重大」と指摘。聡美さんは自宅でくつろいでいるところを突然襲われており、「肉体的苦痛や恐怖感は想像を絶する」と述べた。
弁護側の主張通り計画性はなかったとしたが、「わいせつ目的が遂げられなかった怒りという動機は身勝手極まりなく、強い非難に値する」とした。
判決後、聡美さんの父忠さん(62)は取材に応じ、「極刑を望んでいただけに、娘には負けたとの報告になってしまった」と声を詰まらせた。
[時事通信社]