放射性物質「アメリシウム」などを無許可で所持したとして、放射線障害防止法違反などに問われた名古屋市千種区、無職、市川貴紀被告(35)に対し、名古屋地裁の田辺三保子裁判長は23日、懲役8月、執行猶予3年(求刑・懲役1年)の判決を言い渡した。
田辺裁判長は「社会に不安を与える行為。好奇心や収集欲を満たすための動機は、安易で身勝手だ」と指摘した一方、「悪用の意図はなく、反省している」と述べた。
判決によると、市川被告は2019年4月24日、当時の自宅でアメリシウム241の密封容器8個と、爆薬の原料となる塩素酸カリウム約157グラムを所持した。【川瀬慎一朗】