大阪・茨木市消防本部の消防司令補をセクハラで処分 パワハラアンケで発覚

大阪府茨木市消防本部は25日、40代の男性消防司令補を同僚へのセクハラ行為があったとして地方公務員法に基づく停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。2019年11月に後輩への暴行などで職員3人が懲戒免職になったことを受けた全職員へのパワハラ被害アンケートで事案が判明した。他にも、後輩や部下などへの暴行や暴言、セクハラ発言があったと認定し、職員20人を市の内規による厳重訓告などの懲戒処分とした。
同本部は、セクハラ行為の内容は「被害者保護のため明らかにできない」としているが、司令補は行為を大筋で認め、依願退職する意向を示しているという。
アンケートでは職員の35%が「パワハラ被害の経験がある」と回答。加害者名や具体的行為を挙げた情報提供が53件あり、同本部は関係者からの聞き取りを進めていた。
その結果、セクハラ行為以外にも、「後輩の顔を平手打ちする」「手足をテープで拘束する」などの暴行が4件、「他の職員の前で部下を過度に叱責する」などの暴言が12件、セクハラ発言が2件あったと認定。当事者や監督責任のある計20人を、市の内規に基づく厳重訓告や訓告などの処分にした。
泉頼明消防長は「信用失墜を招いたことを深くおわび申し上げる。ハラスメント撲滅のために粘り強く改善に取り組む」としている。【山本真也】