日米電話会談、五輪延期にトランプ氏「大変賢明だ」…コロナ拡大防止で連携

安倍首相は25日午前、米国のトランプ大統領と電話で会談した。首相は今夏の東京五輪・パラリンピックの延期を説明し、トランプ氏は判断を支持した。両首脳は、延期の理由となった新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、治療薬やワクチンの開発で連携していくことでも一致した。
両首脳の電話会談は今月13日以来。今回は首相が提案し、約40分間行われた。
首相は24日夜に国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長と電話で会談した内容を説明し、「安全で安心な大会とするため、1年程度延期し、遅くとも2021年夏までに開催することで合意した」と伝えた。トランプ氏は「延期は大変賢明で、素晴らしい決定だ。100%支持する」と評価した。
両首脳は、短距離弾道ミサイルの発射を続けている北朝鮮の情勢についても協議し、連携を確認した。
菅官房長官は25日午前の記者会見で「人類が新型コロナウイルス感染症に打ち勝った証しとして東京大会を完全な形で開催するため、緊密に連携していくことを確認した」と説明した。
首相は25日午前、オーストラリアのモリソン首相とも電話で会談し、感染症対策について意見交換した。