「介護施設クラスター」29人が感染、周辺の学校が臨時休校

広島県は12日、同県三次市の通所介護施設の利用者や訪問介護員、その親族らを含む10歳代~90歳代の男女計29人のクラスター(感染集団)が発生したと発表した。重症者はいないという。三次市と、隣接の庄原市の市立小中や県立高校などは急きょ、13日以降、臨時休校とする措置をとった。
県によると、今月8、9両日、80歳代の無職女性2人の感染を相次いで確認。女性2人宅で訪問サービスを行った50歳代の女性介護員や、9日に確認された80歳代の女性が通所していた同市の「デイサービスセンター水明園」の利用者20人(70歳代~90歳代)らに感染が広がっていることが判明。同センターは10日からサービスを休止した。県は厚生労働省に対策班の派遣を要請した。
広島県で、感染者の急増に伴いPCR検査の件数が増えていることを受け、鳥取県の平井伸治知事は12日、検査を一部受け入れる考えを表明した。
一方、三次市で12日に投開票された市議選では、投票率が前回を14ポイント下回る53・09%と過去最低となった。市選管は「感染拡大が投票に影響したとみられる」としている。