熊本地震の前震から4年となった14日、県内の被災地では黙とうがささげられた。「頑張るよ」「安心して」。震度7を2度観測し、甚大な被害を受けた益城町の役場近くには献花台が設置され、次々と訪れた住民が復興を誓った。
「お父さんはもう帰ってこられんけん。私たちで頑張るよ」。同町広崎に住んでいた中村純子さん(83)は、前震当日の14日に入院先で亡くなった夫=当時(85)=を思い、花を供えた。全壊した自宅を飛び出し、息子と熊本市の病院に向かったが、みとることができなかった。後悔の念を抱きながら毎日仏前に手を合わせているという。