新型コロナ 車両型ドローンで消毒 実証実験を兼ね 大分の商店街

新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、大分市で産業用ドローンを製造・販売する「イームズジャパン」は19日、同市府内町の府内5番街で車両型ドローン2台を使って消毒液を散布した。
使用したのは、既存の農薬散布用ドローンと、新型コロナウイルス感染拡大を受けて病院などの屋内消毒作業用に新たに開発されたドローン。それぞれ100リットルタンクを積み、自動運転もリモコンを使った運転もできる。
今回は、新型ドローンの実証実験も兼ねて市府内五番街商店街振興組合の協力を得て実施した。リモコンでドローンを操作しながら府内5番街の約400メートルの道路や歩道に次亜塩素酸を含んだ消毒液を噴霧。通行人に配慮しながら約30分かけて5番街を1往復した。
同組合の安達了剛理事長は「通行人に安心な環境を提供できる。買い物客が行き交う元の5番街に戻ってほしい」。同社の溝部弘之社長は「人が噴霧器を背負って消毒するよりも作業する人数は少なくて済み、一気に消毒できることが確認できた」と手応えを感じていた。【石井尚】