東京など7都府県に緊急事態宣言が発令された7日から、20日までの間に全国では計6644人の新たな感染者が確認された。このうち7割にあたる4804人を7都府県で占める。
埼玉県では、7日の時点では219人だった累計感染者数が、20日には約3倍の679人にまで増えた。「所沢明生病院」(所沢市)や「済生会川口総合病院」(川口市)などで複数の感染者が確認された。
東京都でもこの間、新たな感染者がほぼ連日100人を超え、累計で3000人を超えた。
ただ、新型コロナウイルスの潜伏期間は最大で約2週間とされる。緊急事態宣言を受けて7都府県では外出自粛や休業要請が実施されており、東京都の小池百合子知事は21日、インターネット上の動画配信で、「今日の行動が2週間後の結果を生む。そのことを考えて東京を守っていきましょう」と呼びかけた。
感染症に詳しい聖マリアンナ医科大学の国島広之教授は「いま判明する感染者は1~2週間前に感染した可能性がある。必要な人すべてに検査が行われているかどうかも不明なため、感染者の数だけでは現状を評価できないが、今も
蔓延
( まんえん ) していると考えて、引き続き手洗いやマスク着用を徹底すべきだ」と話す。