北海道大樹町の大樹漁協所属のサンマ漁船「第65慶栄丸」が、納沙布(のさっぷ)岬沖東約640キロ付近で連絡が取れなくなり、17日に付近で転覆した漁船が見つかった事故で、現場周辺を捜索していた漁船が18日、無人の救命いかだが漂流しているのを発見した。乗組員ら8人の安否は不明。
第1管区海上保安本部は18日、転覆した漁船が慶栄丸と確認した。同本部によると、救命いかだは転覆した船が発見された地点から南東約10キロで見つかった。型番などから、慶栄丸のものと特定された。転覆状態で海上に浮かんでおり、引き上げたが人は乗っていなかった。慶栄丸には救命いかだが1隻しか積まれていなかった。
漁船には、敬礼寿広船長(52)ら43~74歳の男性8人が乗っていた。海上保安庁の巡視船が現場海域に到着し、行方不明者の捜索を続ける。【高橋由衣】